Koufuku
Station 1

 

Photography

Front View

この『幸福駅』は、隣の『愛国駅』同様、

1929年11月2日の国鉄広尾線の開通時に新設された駅ですが、

その名前の由来は、この辺りの集落名は『幸震』であり、

(幸震の名の由来については、大正駅のページを参照してください)

入植者の多くが福井県出身ということで、幸震のに、

福井のの字つけて、幸福という駅名になりました。

 

Side View

その名前の縁起の良さと、2つ隣の駅が『愛国』という名前であることから、

から幸福へ』のキャッチフレーズで、

大ブームとなり、1974年には、

『愛の国から幸福へ』(芹洋子)というレコードも販売されました。

また、愛国駅〜幸福駅間の切符も、縁起が良いということで、

当時はおろか、今でも飛ぶように売れています。

 

↓記念切符が欲しい方はこちらへ↓

愛の国から幸福へ

 

Another Station

この大ブームの頃から、駅舎に名刺や定期券を置いていく観光客が多くなり、

今では、駅舎のあちこちにそれらが貼られたりしています。

2つある駅舎の両方ともが名刺や定期券、プリクラなどで覆いつくされています。

現在は、土産屋などもあり、観光地化しています。

 

Vehicle

駅のホームには、当時活躍した『キハ22』が保存されています。

北海道用の耐寒仕様車として開発された車輌です。

国鉄広尾線は、1987年2月2日に全線廃止となりましたが、

今でも、カップルや家族連れを中心にたくさんの人たちが訪れています。

 

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