割烹山荘 鍾○苑 

Shonyuen Hotel priding itself on its Restaurant


外の施設

奥多摩からの帰りに、道の脇に変な石灯篭がいっぱい建っている所を見つけた。 こんな山奥に石材屋?いや、建物は旅館のようである。 目の前はバス停になっている。
この旅館のような建物は明らかに廃墟であることがわかった。 この門の塞ぎ方。廃墟以外の何物でもない。 旅館の駐車場は、路肩から崩れ落ちており、危険である。
タヌキの置物だ。とにかくここは置物が多く、センスが悪い。 敷地内には、大きな池のような構造が残っていた。 この池は階段状になっていて、沢の水を引いていたようだ。
旅館の建物の前の水槽が一番大きく、錦鯉を飼っていたのであろう。 池の上には、鉄製の橋が渡してあり、エサやりが出きるようになっていた。 池の端には木製の水車の遺構があった。
水車から先は、下を流れる川に繋がっていた。 露天風呂の休憩場のような東屋もあった。 入口脇に落ちていた看板。旅館の名前が書いてある。

旅館施設

さて、いよいよ、旅館の建物に近づいて見よう。 裏口と思われる扉は閉まっていた。 2階からなら入れそうだが、入りたいという気になれなかった。
何か、胸騒ぎがして、入る勇気がなかったのだ。 取りあえず、建物の周りを一回りして見ることにした。 この旅館は、奥に延びていた。大きな座敷もあるようだ。
3階建ての立派な割烹旅館であったようだ。 1階は全て鍵がかけられている。この様子だと中は綺麗だろう。 正面玄関に廻ってみた。薄汚れた硝子の向こうにソファーなどが見える。
中は真っ暗だが、剥製などが飾ってあった。 破壊された跡もなく、荒らされてもいない古い旅館だった。    

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