夜半沢坑夫浴場跡
Yahanzawa Miner Bathroom

 

Photography

Ruin of Bathroom
 
庚申川河岸に広がる廃村「夜半沢」は

「北夜半沢」と「南夜半沢」に分かれていた。

北夜半沢は、坂道続きの鉱員住宅街であり、

山手の方に鉱員住宅、裾野の方に職員住宅があった。

 

Complete View
 
南夜半沢には、銅山医局分院(小滝病院)があった。

1889年(明治22年)11月に開院した木造2階建ての入院施設と

木造平屋の診療病棟で構成されており、

1953年(昭和28年)10月に病院から診療所(入院機能廃止)に、

そして、小滝での採掘終了と共に、廃院となった。

 

Signboard
 
現在は、この坑夫浴場跡の看板が残り、

その後ろには楕円形の浴槽の遺構がある。

坑口から出てきた、真っ黒になった鉱員が、

まず最初に湯を浴びるのが、この坑夫浴場だったのである。

 

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