足尾本山製錬所
Ashio Honzan Refinement Plant 16

 

Photography

Main Plant
 

粗銅とは、転炉や溶鉱炉で製錬された銅を

銅型つぎで板状にしたものであり、

足尾の銅からはアノード板という粗銅が生産された。

 

Guard Room
 

アノード板とは、銅の電解精錬に直接使用できるように、

長方形の銅板の上部左右に鉤形の取っ手をつけたものである。

 

Electrolysis Refinement Plant
 

この取っ手に電極(陽極)を装着して、

写真右側のような電解槽に入れ、陰極として純銅を用いて、

硫酸銅水溶液を電解質溶液として電気分解を行う。

(写真は、本山にある蒼鉛工場であり、

銅の電解精錬は東京・本所の製錬所で行われた)

 

Window of Warehouse
 
すると、粗銅から溶出した金属イオンのうち、

イオン化傾向の小さい銅イオンは、陰極である純銅に付着してゆく。

 

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