足尾本山跡

Ashio Cupper Mine


1994年頃の足尾本山

足尾本山駅と製錬所。空にそびえたつ製錬所(足尾精錬)の廃墟の崩れ具合がいい味を出している。この辺りは、かつての鉱山ガスの影響だろうか、ハゲ山が目立つ。下を流れる出川には、かつて猛毒の銅イオンを含む鉱毒が流れていたのであろう。田中正造の話しを思い出した。
足尾銅山は、1973年2月末に閉山した。以後、過疎化が進み、この辺りには廃墟が目立つ。観光客が来ているので、観光収入は多少あるのだろうが、不便な場所である。
出川にかかる木製の橋。あまりにも酷く朽ち果て、渡るのは難しいと思われる。この奥に足尾本山の坑口跡がある。
出川のはるか上空にある吊り橋。ほとんど朽ちていて渡ることは不可能であろう。山肌と山肌を結んでいるので、かつて鉱夫たちが渡っていたのであろうか?。
足尾本山の坑口の向かい側に建っている廃墟。現在は倉庫になっている。

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足尾本山の本山坑口の前に建っている廃墟。敷地の入口にはフェンスが張ってあり、中に入ることはできない。というのも、パトカーが徘徊していて、中に侵入したら逮捕されそうだったからだ。
上と同じく、足尾本山の本山坑口の前に建っている廃墟。敷地の入口にはフェンスが張ってあり、中に入ることはできない。
足尾本山の本山坑口の入口、枯草に覆われて、中が良く見えないが。坑口は2つあったようだ。ホッパーの跡などが見えた。
こちらは、通洞駅近くの、足尾銅山観光の隣の崖の上に建つ廃墟。窓ガラスの割れ具合もいい味を出している。この時は、日暮れだったこともあり、中に入ろうとは思わなかったが、中を見てみたいものである。
足尾駅近くに残る赤レンガ造りの建物。廃墟ではなさそうである。が、歴史を感じさせる良い建物であり、良い状態で保存されている。町の文化財級の建物ではなかろうか。学校の校舎のようにも見えるが、書庫のようである。

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