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数年前、中島飛行機城山地下工場の調査の為にこの地に訪れた。 |
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戦跡の調査を終えて帰ろうとして、崖の上を見上げると・・・。 |
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断崖絶壁に建つ廃墟のコンクリート建造物を発見した。 |
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廃墟のホテルのようなその建物は『山○園大○グランドセンター』という。 |
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ここがその入口のようである。草木に埋もれていた。 |
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草木の間の坂道を登って行くと、そこには信じられない光景が・・・。 |
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見上げるとそれは、まるであの”マヤカン”のようであった。 |
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まさに”栃木の摩耶観”の名に相応しい光景であった。 |
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正面入口は流石に立ち入り禁止であった。 |
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ふと、脇を見ると、草木のトンネルの下に非常階段があった。 |
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蔓草に覆われたこの階段は、一部が腐っていて危険だ。 |
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2階はいきなり広い宴会場になっていた。 |
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ここは、風呂上りの休憩所だろう。 |
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床は一部腐りかけており、危険な状態ではある。 |
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ここにもBB弾が落ちていることから、サバゲ系に破壊されるのも時間の問題か? |
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ここも『佐野レジャーランド』と同じ運命を辿ってしまうのだろうか? |
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宴会場裏の廊下は天然の岩盤をそのまま壁にしている。 |
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2階の端には不自然な形の女子トイレがあった。 |
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その手前の男子トイレ。壁面は大谷石でできている。 |
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両面、大谷石で出来ている豪華な廊下。しかも天然の岩盤だ。 |
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しかし、ホテルかと思ったが、客室が一つもない。 |
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ここは、厨房。大宴会場にいるお客に料理を出していたようだ。 |
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しかし、この荒れ様。天井が剥がれ落ちてきてまっせ。 |
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おいおい、燃えた跡があるぞ!頼むから火遊びだけはやめてくれよ! |
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お、1階に降りる階段を発見!下には何があるのかな? |
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2階の階段の隣には非常階段があった。 |
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非常階段から下の中庭を見たら、レストランのようなものがあった。 |
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1階の玄関ホール。ここが正面入口である。 |
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玄関ホールの奥には広い和室があった。 |
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いくつかある和室は全部繋がっているので、客室ではないようだ。 |
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な・・・なんだ?この大きな岩の塊は・・・? |
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この和室は天然の岩を鑑賞用としてそのまま残して作ったようだ。 |
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これらの和室は、大浴場から出てきて客が湯上りに休む所なのだろう。 |
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再び、玄関ホールに戻ってみた。 |
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玄関ホール脇の狭い廊下。自販機でも置いていたのだろう。 |
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イマイチよくわからない階段があった。この脇の部屋が疑問。 |
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その疑問の部屋から正面玄関の奥を撮影。 |
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でもって、大浴場の前のホールも撮影。 |
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ここが大浴場の入口。この先に感動の空間が待っている。 |
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ここが大浴場。脱衣所の壁が低くて覗き放題。 |
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断崖絶壁にせり建つ展望浴場は圧巻である。 |
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窓に絡まった蔦が更にイイ味を醸し出している。 |
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3つある浴槽のうちの一つ。一番大きい浴槽だ。 |
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崖からせり出た浴場の窓はマヤカン級である。 |
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左下の窓に注目!ここだけ窓の向こうの景色が走っている。 |
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大浴場の岩。どうせなら全面大谷石にすればいいのに。 |
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天井の半分の高さしかない壁。ってか天井高すぎ。 |
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天然の岩盤を刳りぬいて作ったトンネルといったとこだろうか。 |
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こちらは最も小さい家族風呂。大浴場の隅っこにあった。 |
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こちらは2番目に大きな浴槽。 |
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大浴場の窓を見上げてみた。 |
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やっぱり、壁低いよなあ。彼女は連れて来れないね。 |
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脱衣所は浴場の割りに大きい。 |
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大浴場前のホール。右上が疑惑の部屋。 |
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大浴場の入口。一応、これでバイバイです! |
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洗面台も天然の大大谷石を刳りぬいて作っている。 |
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今度は中庭に出て見た。雨がひどく降っている。 |
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上を見上げると『大谷グランド』の看板が。温泉マークも付いていた。 |
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半分朽ちかけている非常階段。ここの調査は後回し。 |
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中庭から見た大宴会場。その下に大浴場がある。 |
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ここは隠し部屋。左奥に下の警備員室に繋がる穴がある。 |
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この隠し部屋は小さな小窓以外は完全に下界から隔離されている。 |
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1階の警備員室から隠し部屋への天井穴を見上げてみた。 |
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非常階段を登って屋上に上がって見ることにした。 |
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『大○グランド』の看板がイイ感じに錆びている。 |
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屋上は何にもない。雨で地面が濡れているが。 |
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と思ったら、岸壁に向かう空中階段があった。もう朽ちているが。 |
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あの階段はどこにつながっていたのだろうか? |
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おっと、非常階段が錆びて腐っていて、下が透けて見えているゾ! |