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鬱蒼とした山の上の森の中にそれは存在していた。 |
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通称『都賀病院』。正式な名称はよくわからない。 |
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地元では心霊スポットとしても有名である。 |
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ここが正面入口。破壊し尽くされている廃墟なので簡単に侵入可能。 |
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入口の受付。入口付近は最も落書きが激しい。 |
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こちらは処方箋を渡す窓口であったと思われる。 |
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薬局内はわけのわからないゴミのようなものが燃やされた跡があった。 |
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薬局の隣のタイル張りの部屋は比較的キレイであった。 |
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観音開きの扉があるということは、何かの処置をする部屋の様だ。 |
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第一病棟の西側には、院長宅が繋がっていた。ここがその玄関。 |
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その玄関の対面にある鉄格子のある部屋。和室6畳。 |
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こちらの和室8畳にも鉄格子。精神患者を収容する部屋なのだろうか。 |
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男女共用のトイレは、院長宅のもの。しきりすらない。 |
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院長宅の台所。DKになっている。 |
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和室8畳。ごく普通の部屋であり、中のものはなくなっている。 |
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こちらは、洋室。子供部屋だろうか?ここの病院は後継ぎがいなかったのか? |
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台所の対面にある和室8畳。占めて院長宅は3LDK+4部屋ということになる。 |
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第一病棟の玄関ホールから第ニ病棟への通路を撮影。 |
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第一病棟の玄関はガラス張りであったが、ドキュン系により完全破壊された。 |
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我々が調査している間も、隣の病棟ではサバゲ少年たちがゲームを進行していた。 |
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玄関右奥の小部屋。サバゲ系により壁が破壊されている。 |
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玄関奥の個室。洋室4畳の狭い部屋。 |
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同じく玄関奥の個室。和室4畳の狭い部屋。 |
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第一病棟の東側廊下。先程までサバゲが行われていたので扉が開け放し。 |
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レントゲン準備室。奥には暗室がある。鉛ガラスが生々しい。 |
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X線室(レントゲン室)。撮影器具が放置されている。放射能を帯びながら。 |
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レントゲン準備室からレントゲン撮影機を撮影。 |
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受付の奥の窓の下にはテーブルが残っていた。 |
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手術室には、手術台こそないものの、いくつかの機材が残っていた。 |
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手術室の洗面台。ここは全面タイル張り。奥は準備室。 |
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第一病棟の病室。仮名108号室。 |
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第一病棟の病室。仮名109号室。 |
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ここは、手術準備室。 |
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第一病棟の病室。仮名110号室。 |
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第一病棟の東端にあるトイレ。男女共用になていた、 |
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第一病棟の東端の非常口。扉などなくなっている。 |
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レントゲン準備室に残っていた機材。ありがたいですね。 |
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第二病棟への通路。腐ったプラスチックに付いたカビと埃がいい色をしている。 |
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第二病棟への通路から第一病棟玄関ホールを撮影。 |
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第一病棟玄関に残っていた時計。 |
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非常警報装置もこのありさまである。 |
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第二病棟の西側廊下。サバゲ系に破壊された跡がすざまじい。 |
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第二廊下の東側廊下。このドアは先ほど破壊されたばかりだ。 |
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第二病棟は、大部屋が多く、1部屋に8つのベッドが入っていたようだ。 |
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人数的にはかなりの人数を収容できたようだ。 |
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我々が第一病棟を調査中、サバゲ少年達は第二病棟の破壊を繰り返していた。 |
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メリメリ・・・バキバキ・・・壁や扉を破壊する音が病棟内に響いている。気がつくと、私以外の2人がいない。 |
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muhatyu氏と魚面犬氏の2人は、BB弾が危ないからと、そそくさと調査を切り上げ、車に戻っていた。 |
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私は、2人の所に行き、「俺が交渉するからついてきな」と呼び戻した。 |
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私はBB弾が飛び交う中、少年達の所に交渉に出かけた。 |
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少年達は、あっさりと承諾し、サバゲを調査終了まで中断すると宣告した。 |
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少年達だけではないだろうが、酷い荒らされようだ。 |
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サバゲをやりやすくするために病室の壁まで壊してしまうとは。器物破損罪で捕まるぞ。 |
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ああ、でも少年法という理不尽な法律が彼らを守るんだろう。 |
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厨房脇の部屋には、洋服タンスが落ちていた。従業員用の部屋かな? |
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第二病棟東端の厨房脇の倉庫らしき部屋。 |
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厨房の前からボイラー室&トイレへ通じる渡り廊下。 |
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第二病棟東端の厨房。大人数を収容していた病院らしく、大きな厨房だ。 |
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厨房にあった大きな飯焚き釜。こんなデカイのを見たは酒造見学以来だ。 |
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第二病棟の洗面所。奥には男女別のトイレがある。 |
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第二病棟奥には厨房から持ち出されたテーブルが放置されていた。 |
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ボイラー室は蔦が絡んでいて、イイカンジであった。第一病棟の東に建っている。 |
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そのボイラー室から第二病棟の厨房前入口を望む。 |
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呼び出し用のインターホン。ナースコールに使っていたのだろうか。 |
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第二病棟の受付。第二病棟は入院患者用の病棟のようだ。 |
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サバゲ君達、お願いだからそんなに破壊しないでおくれ! |