Factory in Tochigi

〜栃木県の廃工場・廃作業所〜


本○硫酸工場
1610年に開鉱した足尾銅山の関連工場です。1921年に本山選鉱所が廃止になり、1956年、選鉱所の跡地に新たに作られました。公害対策として、亜硫酸ガスの排出規制が敷かれたため、本山精錬所の溶鉱炉から出る亜硫酸ガスを回収し、そこから硫酸をつくるための工場として作られました。工場建設に伴い、電力も大幅に必要になったために、銅鉱石の酸化熱を利用した自熔炉をつくり、1968年頃には月産1.1トンもの硫酸を生産していました。 世界遺産登録の話もあったのですが、残念ながら、2007年に一部が解体されてしまいました。
※管理されています。

キ○ン乳業
アイスクリームを中心とし、肉まん、蟹まん、帆立まんなどの饅頭類も作っていた工場の廃墟です。特にアイスクリーム工場の方は、生産ラインが全て残っており、どのようにアイスクリームが作られるかがわかって面白かったです。工場内でとてもいい匂いがする場所があるので行ってみたら、たくさんのエッセンスがありました。アイスクリームに加える香料の数々がとても気に入りました。
※管理されています。

通洞溶接工場
新梨子油力発電所に隣接している溶接工場の廃墟です。ここは変電施設も兼ねていたようで、電気施設が随所に見られました。建物には『溶接工場』と書かれていました。赤レンガ作りの工場内部には、今でも巨大な機械が残っています。
※管理されています。

毛○商店旧工場
1949年に個人商店開業、1955年に会社化した食品工場。落花生や木の実、豆菓子の製造・販売をしていました。1962年に柿ピーを開発し、軌道に乗った会社は、1967年に新工場を別の地に建て、移転したために、この旧工場は廃止になりました。会社は今も健在で、この土地は会社の倉庫建設予定地なので、いずれ解体されると思います。
※管理されています。

巨大工場 ハー○ィス
2004年に倒産したドアやサッシ、網戸などを製造販売していた巨大工場の廃墟です。生産プラントが残っている場所があり、そこはとても格好良かったです。現在は、リニューアルされ、別の会社が入っています。なお、同名の会社が大阪にありますが、同名なだけでココとは関係ないようです。また、提携会社の方は現役のようでした。
※リニューアルしました。

荒○製作所MMD工場
1981年頃に廃業した町工場で、鋼材の加工工場の廃墟です。職人技がなければ使いこなせない機械類の数々が残っていました。隣接する廃屋のレトロ感も良く、家具調テレビやダイヤル式の黒電話があるのに、何故か照明はオイルランプ、暖房は木炭ストーブでした。
※管理されています。

東京ニット○木工場
小○戸小学校という廃校を改装して作られたニット工場の廃墟です。元々は廃校ですが、廃校の面影よりも、圧倒的に工場としての面影を残していますので、廃工場の方にカテゴリーしました。1992年頃に廃業になりました。カラー糸のサンプルが実に鮮やかで、芸術性たっぷりの廃墟でした。 残念ながら、解体されてしまいました。
※解体されました。

クラリオン栃木工場
写真は、1924年に開業した旧専売公社の管理棟です。1階は幼稚園に改装され、2階が会議室になっていました。広大な敷地内には葉煙草工場がありましたが、1977年の統廃合で撤退。その後、この地にクラリオンが誘致されましたが、2000年に閉鎖し、2004年に30800m2の跡地が約2億5000万円で町に売却されました。残念ながら2004年10月に解体されました。
※解体されました。

三菱製紙 チップ工場
正式名称は、『三菱製紙白○工場専属チップ工場』です。木造の校舎を改装したような建物で、チップ工場の名残は看板くらいしかありませんでした。内部はパイプ類、シャッター、大型厨房器具などが置いてあったので、倉庫として利用されていたようです。その後、廃墟化しました。
※管理されています。

栄○工業
給水タンク用のポリタンクの製造・販売をやっていたと思われる工場の廃墟です。1997年頃に廃業になりました。工場敷地内に寮の建物があり、タイの仏教写真やタイ語で書かれた文字がいくつもあったので、タイ人労働者がいたのでしょう。給水タンクを改装したトイレとシャワー室が面白かったです。
※管理されています。

日○工業
1983年頃に廃業したエクステリア関係の生産工場。くの字形に続く大きな鉄骨の建物。その壁や屋根はほとんどなくなり、プラント生産ラインも撤去されていました。何故か、無数の青いポリタンクが転がっていました。
※管理されています。

陶○郷行○焼工房
陶芸工房の廃墟。焼釜用の巨大煙突2本が目印で、レンガ作りの焼釜などがあります。陶芸用の土のためのものなのか、金属製のホッパーなどもあり、一通りのプラントも残っています。倉庫のような建物には、陶芸の作品のかなりが残存していました。夏場は草に埋もれていそうなので、草のない季節でないと全容はつかみ難いかもしれません。
※管理されています。

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