Tunnel in Shizuoka

〜静岡県の廃トンネル〜


旧国道136号線 一色隧道
1937年に竣工した延長101M、幅員4M、高さ4Mの内部が真円に近い一色トンネルです。交通量の増大と共に、片側通行しかできない旧隧道は改良を余儀なくされ、1995年3月25日に新道が完成したことにより、廃止になりました。 新道は切り通しになっており、トンネルは設置されませんでした。現在は、片側は写真のように開口していますが、反対側は、土砂で埋められ、内部もコンクリートで塞がれています。
※管理されています。

旧東海道 旧宇津ノ谷隧道
別名「明治宇津ノ谷隧道」と呼ばれているトンネルで、1874年に掘削開始、1876年に開通しました。1896年に火災で焼失したものの、1904年に復旧しました。旧東海道の交通量増加に伴い、旧国道1号線が拡張・短絡化され、1930年に「宇津ノ谷隧道」(昭和第一宇津ノ谷隧道)が開通したことにより、旧道化し、現在に至っています。カンテラ風の照明がオシャレで、登録有形文化財に指定されています。
※車両通行不可。登録有形文化財。

県道16号線旧道 旧弥陀山隧道
1923年に竣工された延長70M、幅員3.5M、高さ4.5Mの下半分が石積みで上半分がレンガ作りの旧弥陀山隧道です。交通量の増大に伴い、道路拡張の為に新たに新道と新隧道が建設され、こちらは旧道になりましたが、新道の方が迂回しており、ショートカットできるコースとして通行可能な状態(主に徒歩や自転車用)で残っています。
※旧道ですが、車両通行可能。

国道136号線旧道 旧岩室洞隧道
1996年9月に新道と岩室洞トンネルが開通したことにより、旧道化しました。現在、旧道は彫刻ラインとして通行可能な状態になっています。
※旧道ですが、車両通行可能。

県道63号線旧道 旧初瀬隧道
2001年3月に「初瀬トンネル」が開通したことにより廃止になりました。廃止後、トンネル内をしめじ栽培に転用し、「川根しねじ」という地元ブランドのしめじが誕生しましたが、それも廃止になったようです。写真には、トンネル脇にたトイレと水道施設が写っていますが、現在は撤去され、反対側の坑口の煙突類や看板も撤去されています。
※管理されています。

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