Plant in Shizuoka
〜静岡県の廃プラント〜
東海紙業 笹○渡水力発電所 | |
1931年に開業した『東海紙業笹○渡水力発電所』です。床に大きくて深い穴が2つ開いており、その脇に台座があったことから、2台の発電機が設置されていたことがわかります。出力は4030kW(後に5000kWに増設)でした。上流に発電所用の堰が作られることになり、取水が困難になったことと、東海紙業が赤松水力発電所を取得したことにより、1961年3月31日に廃止になりました。 | |
※管理されています。 |
世界遺産 韮山反射炉 | |
1857年に完成した高さ15.6mの洋式の金属溶解炉です。諸外国からの海防のため、品川沖に台場を構築する際に、ここで作られた大砲が使われました。1922年3月8日に国指定史跡になりました。かつては、この反射炉以外に、砲身を刳り貫く錐台小屋、鍛冶小屋、細工小屋、型乾燥小屋、タール製造小屋、炭置小屋、タタラ炉、門番所、詰め所、板倉などがありました。かつては、いくつもの反射炉が国内に作られたそうですが、現存する反射炉は、この『韮山反射炉』と山口県の『萩反射炉』のみとなっています。2007年11月、近代産業遺産に認定。2015年7月5日に世界遺産登録。現在は、有料で公開されています。 | |
※世界遺産として有料公開されています。 |
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