Mine in Shizuoka

〜静岡県の鉱山遺跡〜


中外鉱業 清越金山
1931年12月に開鉱した1987年に閉山しました。三階層になっている木造の選鉱所がランドマークであり、3階部分にはトロッコが鎮座していました。現在は、一部の鉱石マニアによる鉱石盗難を防ぐために防護フェンスが張られています。
※2011年に解体されました。

中外鉱業 天城湯ヶ島金山
湯ヶ島坑と書かれた坑道が残っており、かつては、その脇に鉱山事務所の古い木造の建物も残っていました。坑道はトロッコの軌道が奥深くまで続いていましたが、近年、鉱山事務所の建物は解体され、坑道も口を塞がれて、今は地下水が轟々と流れる水路になっています。小さなホッパーが付いた建物が残っています。
※管理されています。

帝国産金興業 大仁金山
天正年間に発見され、1603年頃に本格的に採掘がなされた金山で、1933年から帝国産金興業によって、近代金山として操業が開始されました。1958年の台風による被害への復旧の負担、金価低迷、資源枯渇などの理由により、1973年に廃鉱になりました。1937年に建てられた巨大な選鉱所の建物は1999年9月に解体されました。
※解体されました。

龕附天正金鑛
1577年から採掘が開始された金山。金槌と鑿だけの手掘りで掘られた約60mの坑道です。入口から40mくらいの所の天井には、23mほどの換気口も掘られていました。これは坑内で松明を使っていたため、換気が必要だったために作られたものです。採掘は短期間で終わり、その後、埋められてしまいましたが、1965年頃の調査で発掘されました。現在は、有料公開(600円)されており、鉱山の手掘り体験や詳しいガイド付のツアーが楽しめます。斜面には、金の選鉱過程を表すジオラマ群があります。
※有料公開されています。市指定文化財。

土肥鉱業 土肥金山
1370年代〜1625年まで掘られ、一度休山し、1906年から再び採掘が始まりました。伊豆の金山の中では最も大きな金山で、日本第二位の産金量を誇り、トータルで推定金49t、銀400tが産出されました。1965年に閉山しました。1972年に観光坑道としてテーマパークが作られ、現在は、有料公開(840円)されており、坑内に等身大人形がたくさん飾られ、鉱山での仕事の様子が紹介されています。資料館には、世界一の大きさを誇る250kgの巨大金塊(6億円相当)が展示されています。
※有料公開されています。

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