肉欲温泉ホテル 

Sexual Desire Spa Hotel


外観

廃鉱山を探していた時に、私の廃墟レーダーがピーンと働き、見つけてしまいました。 一見、ただのボロイ廃墟のようだけど、中に入ってビックリ。 それはそれは、とても素敵な優良物件でした。

風呂

早速、大浴場の看板を発見!行って見ましょうみせましょう。 浴場までの廊下は、なかなか雰囲気のある造りだ。石造りの壁がニクイね。 道中、こんな仕掛けを発見!和風にこだわっているのね。
おお、こちらが大浴場ですか。なんだか楽しみですなぁ。 ほほう、どんどん下って行くわけですな。どうやら、一番低い位置にあるらしい。 お!いよいよここが・・・。廃ホテル・廃旅館の醍醐味は岩風呂でしょう!
婦人風呂。この辺りまで来ると、何やら水が流れる音がしてきた。 ん?浴室内がなんか湯気でモクモクしているぞ!? な・・・湯船にお湯が溜まっているではないか!しかも湯気が出ているぞ!
おお!良く見ると、お湯が勢い良く出ているぞ!これでも廃墟か?しかも美肌効果抜群!まちゅさんも満足の一品! 露天風呂入口。でも男風呂の露天風呂は自然崩壊で潰れていました。 こちらは婦人用の露天風呂。廃墟になって8年。草に覆われていました。

フロント・ロビー

フロントの上には、当時のモノがそのまま乗っていました。でも天井が抜けて雨漏りが酷い。 これは、ポンパンパンパーン♪っていうチャイムだ。懐かしい。 こちらは東館のロビー。奥に自動販売機、左側はお土産屋と当ホテル自慢のコーヒーコーナーがある。
250ml缶が並ぶ自動販売機。7UPやホワイトウォーターなど懐かしい飲み物が150円?その値段はナニ? 不思議なマッサージベット。健康を売りにしていたホテルらしいが、CTスキャナみたいだ。 こっちにはランニングマシーンがある。フィットネス倶楽部かいな?
体の健康とリフレッシュ!『いちじく』。但し、賞味期限は平成5年11月22日。8年ものです(笑)。 『わさび豆』に、『いちじく』と『伊豆の里』って静岡名物なの? ドイツ生まれのひとり指圧器、ツボきーく。このモデルさんの微妙な髪型と微妙な水着?はなんなんでしょう?。
当ホテルのコーヒーは最高級の豆クリスタルマウンテンをペースにしてブレンドしております。是非一度お試しくださいませ。1杯300円。 東館ロビーの外に屋外プールもありました。    

廊下・その他

階段にある案内プレート。こういうのがないと迷ってしまいそうな構造のホテルです。 東館1階廊下。廊下の床の色が微妙に異なる。 西館1階の廊下。天井の壁紙が剥がれまくってオバケ屋敷状態。
予備室。ここから見る全景はなかなか。将棋の駒や碁石がたくさんありました。 『露天用スリッパに履き替えて下さい』。ここから歩いていくわけだ。 大広間(大宴会場)の前にあるトイレ。お花はもちろん造花です。そのセンスが・・・(爆)
男風呂、露天風呂から婦人風呂に向かう廊下。この先から湯の音が聞こえてきた。 大広間へ向かう廊下。ホテルが斜面に建っているので、長い階段になっている。 調理室前の廊下。廊下の色で今いる場所がわかるようになっている。

厨房

調理室。ってか厨房。大広間の隣にある。 厨房の中には、ありとあらゆるものがそのまま残っている。 もう何年もの間、人が入っていなかったのであろう。全く荒らされていない。
ご飯を入れるお櫃も、棚にキレイに並んだままだった。 5連コンロと2連オーブン。棚の上の調味料が恐ろしいことになっている。 グリルのような大型の網焼き器。時の流れが、鉄網を朽ちさせていた。
廃墟になり力尽きた時計は、自らが死んだ時刻を刻んでいた。 配膳室。面白くなかったから、看板だけパシャリ。 だって、こんな部屋なんだもん(って撮ってるし)。棚が自然崩壊しているし。

宴会場

大広間。っていうか大宴会場。宴会場はここ1部屋のみのようだ。 流石に大広間というだけに大きい。先が見えないくらいだ(ウソ)。 この部屋を襖で仕切って小宴会場にしていたようだ。
樽酒がそのまま残っていた。中身は酸化して酢酸になているかも? 天井に開いた大きな穴から雨が漏れて、畳を腐らせていた。 腐っているのは畳だけでなく、床そのものであり、波打っている。
転がっている掃除機の中には・・・大量の・・・(怖)。        

事務室

勉強熱心なのね。本がいっぱいありました。それも結構キレイなまんま。 書類が散乱している所を見ると、廃墟になってから物取りに荒らされたよう だ。

パントリー

パンパンパンパン、パントリー♪。パントリーにあったのは、サントリーのお酒でした(笑)。 肉欲温泉に似つかわしくない『純』の文字。しかし、中身を見ると、やはりドドメ色に濁っていた。不純なのね。

客室

西館の部屋。障子が全く破られていないのは荒らされていない証拠。 西館の部屋。自然崩壊しているだけで、落書き等は一切なかった。 東館1階の403号室。この部屋だけ、唯一、囲炉裏が付いていました。
406号室。最初に入った部屋だが、畳が腐っていて、埃っぽい。 西館1階の101号室。ここだけはカビ臭くて、あまり長居はしたくないというカンジでした。 鏡も割られていないし、キレイなカバーまでかけてあります。
西館1階の101号室。ちっちゃいTVは旧式でした。 東館1階の403号室。この囲炉裏はサイコーにいいですね。同行した栗原さんも思わず声をあげていました(笑)。 西館1階の101号室。ここは湿気で壁紙等がやられていました。
東館1階の405号室。まだまだ住めそうなくらい保存状態がいい。 西館の部屋。まだまだ使えそうな椅子。こういうのって、リサイクルショップで売れないかなァ。 東館1階の403号室の風呂。

東館2階

東館2階。わりと後の方に増設された部分で、造りが新しい。 しかし、こうした増設を繰り返した旅館ほど潰れてしまう。 恐らく、バブルの時代に増設し、バブルがはじけて、資金繰りに困ったのであろう。
東館2階の501号室。 そして、ここが最後に増設された最新部分である。 東館2階の505号室。そして、この505号室は、別名『肉欲の部屋』という。
なぜ、『肉欲の部屋』なのか、現地に訪れてその答えがわかった! 東館階の506号室は、おぞましい光景になっていた。 少女のものと思われるベット。先ほどまで誰かがいたような気配がある。
この506号室は『少女の部屋』と呼ばれる。少女の抜け殻がここにはある。 しかし、床はコケがはびこり、草が成長していた。    

ボイラー室

ホテルに隣接しているボイラー施設と思われる建物だが、この建物には人の気配があった。 どうやら、ここの管理人がまだ住んでいるようだ。 ふたつぎさんが、オジサンが建物に入っていくのを見たという。

その他の施設

ここが、管理人の家と思われる建物。まだ人が住んでいるような気配を感じた。 こちらは、露天風呂のボイラー室。ホテルがか坂を降りて露天風呂に通じていたようだ。

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