Tunnel in Niigata

〜新潟県の廃トンネル〜


旧県道415号線 旧芋川隧道
1967年〜1968年に竣工した延長444M、高さ2.4Mのトンネルです。1991年11月に新しい芋川トンネルが開通したことにより、廃道になりました。現在、内部は激しく漏水して(地下水が勢いよく吹き出すレベル)水浸しになっており、危険防止の為、立入禁止になっているようです。なお、写真と反対側は地元の方が栽培場として転用していたようです。
※転用されています。廃道です。

旧国道291号線 中山隧道
1934年からツルハシによる手掘りで掘削され始め、太平洋戦争中により、1943年から掘削が中断されましたが、その後、1947年から掘削が再開されて、1949年5月1日に貫通しました。延長922M(崩落により現在は875M)、幅員1.4M、高さ1.5Mのトンネルです。人道用隧道としては日本一の長さになります。1998年に新しい中山トンネルが完成して、旧トンネルは史跡化しました。
※一般無料公開されています。

旧国道352号線 旧中永隧道
1950年に掘削工事着工、1954年に開通した延長340M、幅員4.7Mのトンネルです。交通量の増加による拡幅と道路の短絡化の為、2001年3月に新しい国道が開通した為、こちらのトンネルは廃道になりました。現在、トンネルの三島側はフェンスで完全に封鎖されており、通りぬ抜けはできません。また、旧道の途中でゲートで封鎖されている為、トンネル前までは自転車や徒歩でしか行けません。
※廃道です。

旧町道 角海浜隧道
巻原子力発電所建設計画に伴い、1974年に全戸離村した角海浜集落跡に通ずる唯一の隧道です。角海浜集落は「越後の毒消し」の名産地であり、1960年代までは「鳴き砂」が聞けました。前面を海、周囲を角田山山系に囲まれ、陸の孤島だった為に、原発建設の候補地にあがりました。1996年に原発建設計画が廃止になり、現在に至っています。
※廃道です。

県道335号線冬季人道用隧道 
発電所前坑口
この辺りは雪深い地域なので、冬季は県道(かつては鉄道)が使えなくなります。この隧道は冬季でも発電所などの施設の管理に行けるようにする為の人道用隧道です。入口はコンクリート製ですが、内部は人一人分くらいの幅で素掘りになっています。奥のT字路を左に行くと第一スノーシェッドに、右に行くと沢を渡るコンクリ隧道に向かいます。
※管理されています。

県道335号線冬季人道用隧道 
第一スノーシェッド内坑口
この辺りは雪深い地域なので、冬季は県道(かつては鉄道)が使えなくなります。この隧道は冬季でも発電所などの施設の管理に行けるようにする為の人道用隧道です。入口はコンクリート製ですが、内部は人一人分くらいの幅で素掘りになっています。奥のT字路を左に行くと第二スノーシェッドに、右に行くと発電所前坑口に繋がっています。発電所前坑口が道路と同じレベル(高さ)に設置されている為、発電所前坑口が雪で塞がった際の非常用脱出口も兼ねていたと思われます。電線用の隧道も兼ねています。
※管理されています。

県道335号線冬季人道用隧道 
第二スノーシェッド内西坑口
この辺りは雪深い地域なので、冬季は県道(かつては鉄道)が使えなくなります。この隧道は冬季でも発電所などの施設の管理に行けるようにする為の人道用隧道です。入口はコンクリート製ですが、内部は人一人分くらいの幅で素掘りになっています。階段を上がり、右に進むと第一スノーシェッドに繋がっています。ここから第二スノーシェッド内に出て、冬季人道用隧道の第二スノーシェッド内東坑口まで雪を避けて進んでいくことができます。電線用の隧道も兼ねています。
※管理されています。

県道335号線冬季人道用隧道 
第二スノーシェッド内東坑口
この辺りは雪深い地域なので、冬季は県道(かつては鉄道)が使えなくなります。この隧道は冬季でも発電所などの施設の管理に行けるようにする為の人道用隧道です。入口はコンクリート製ですが、内部は人一人分くらいの幅でコンクリート製になっています。階段を下がり、右に進むと加治川発電所用の冬季人道用隧道(第一隧道)に行くことができます。ただし、加治川発電所まではかなり長い隧道になるので(途中、起伏もあり)、気合が必要になります。
※管理されています。

加治川発電所
人道用第一隧道
1962年12月に開業した加治川発電所の人道用隧道のうち、最も西側に延びる隧道です。県道335号線から谷側に離れた位置に道路沿いに半地下状態で続いています。雪深い地域なので、冬季の人道用隧道になっています。隧道すべてが雪で埋もれて窒息状態にならないように、所々で道路より高い位置まで隧道がΛ型に屈曲しています。
※管理されています。

加治川発電所
人道用第二隧道
1962年12月に開業した加治川発電所の人道用隧道のうち、発電所前の橋まで延びる隧道です。県道335号線の谷側の道路沿いに半地下状態で続いています。雪深い地域なので、冬季の人道用隧道になっています。
※管理されています。

飯豊川第一発電所
人道用第一隧道
1953年1月に開業した飯豊川第一発電所の人道用隧道のうち、西側に延びる隧道です。県道335号線の道路沿いに半地下状態で続いています。雪深い地域なので、冬季の人道用隧道になっています。道路が雪で埋もれる為、出入口は高い位置についています。
※管理されています。

飯豊川第一発電所
人道用第二隧道
1953年1月に開業した飯豊川第一発電所の人道用隧道のうち、東側に延びる隧道です。県道335号線の道路沿いにありますが、大部分は斜面のっ地中に埋まっています。雪深い地域なので、冬季の人道用隧道になっています。道路が雪で埋もれる為、出入口は高い位置についています。冬季に取水堰に向かう為の出口も兼ねています。
※管理されています。

上越新幹線 
大清水隧道仙の倉斜坑
大清水隧道は、1971年12月着工、1981年3月に完成した延長22221M(鉄道隧道としては日本5位)の鉄道隧道です。22KMもの長さなので、水上側口、湯沢側口以外に5つの斜坑と1つの横坑で6つの工区に分け、斜坑からも掘削されました。仙の倉斜坑もその1つですが、現在は、隧道内の空気圧調整に使われており、減圧時に転落の可能性があるので、立入禁止です。
※立入禁止です。

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現役隧道
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