Apartment in Nagasaki

〜長崎県の廃集合住宅〜


端島炭鉱 鉱員社宅群
端島炭鉱の鉱員住宅で、1916年に建てられた国内最古の鉄筋RCアパートである30号棟をはじめ、4階〜10階建ての高層アパート群が狭い島内に林立しています。各々のアパートは空中廊下などで繋がっており、玄関前の廊下が公道になっている為、プライバシーがあまりない分、犯罪もほとんど起こらない町を形成していました。1974年1月15日の端島炭鉱閉山に伴って、島内が完全に無人化し、その後、廃墟化しました。台風の通り道ということもあり、風と波によって、激しく自然崩壊しており、木造部分のほとんどが倒壊してしまっています。現在は、世界遺産登録が検討されています。
※管理されています。

池島炭鉱 鉱員社宅群
池島炭鉱の鉱員社宅で、9階建ての鉄筋RCアパートが4棟建っています。各々、25、27、29、31号棟と名前がついており、写真は29号棟(手前)と31号棟(奥)の北側です。いずれのアパートも5階部分が通路になっていて、南側は5階部分に玄関があって、公道がある為、5階からが直接入れるので、高層住宅でもエレベーターはありません。27号棟の1階部分は公衆浴場になっていました。
※管理されています。

崎戸炭鉱 平和寮
崎戸炭鉱の独身寮として建てられた白亜の鉱員社宅で、1階に共同浴場がありました。炭鉱の閉山後、廃墟化し、猫の棲家と化していました。夏には蔦に覆われ、美しい姿を晒していましたが、道路拡張の為、海側の1/3ほどが削られ、補修工事が施されました(写真は削られる前のもの)。残念ながら、2007年8月に解体されてしまいました。
※解体されました。

崎戸炭鉱 美崎アパート群
崎戸炭鉱の炭鉱住宅で、最も海側にあるアパート群です。海側に2棟、山側に4棟で、計6棟の4階建ての鉄筋RCマンションが建っています。炭鉱が閉山してから、無人化し、どの建物も1階部分の床は危険防止の為か、解体され、そのまま放置され、廃墟化しました。映画『バトルロワイヤル2』の撮影舞台になりました。
※管理されています。

崎戸炭鉱 末広アパート群
崎戸炭鉱の炭鉱住宅で、最も山側にあるアパート群です。4棟の4階建ての鉄筋RCマンションが建っていました。炭鉱が閉山してから、無人化し、どの建物も1階部分の床は危険防止の為か、解体され、そのまま放置され、廃墟化しました。その後、4棟のうち、2棟は解体されました。
※解体されました。

旧長崎英国領事館 職員住宅
1907年に建てられた長さ約28m、幅約6mの東西に細長い2階建ての建物で、東半分がレンガ造りで西半分が木造になっています。レンガ造り部分の1階には、暖炉のある居間が2部屋、2階部分には暖炉と風呂のある寝室2部屋がありました。木造の1階部分には厨房、コック室、浴室、炊事場と6畳の部屋3室があり、2階には8畳2室、6畳3室があり、使用人部屋として使われていました。
※一般公開されています。

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