War Ruins in Kochi

〜高知県の戦争遺跡〜


高知海軍航空隊 掩体壕群
1944年3月15日に偵察要員の養成部隊として設置された高知海軍航空隊の掩体壕です。晩年は特攻隊員(神風特攻隊菊水部隊白菊隊)の養成が行われ、沖縄作戦(菊水作戦)に出撃し、儚く散っていきました。現在は、7基が残っています。写真は第七掩体壕ですが、一般道が掩体壕を貫通しています。
※管理されています。一部転用。

宿毛基地 貯油庫
戦艦や戦闘機、特攻艇などの燃料を貯蔵していた貯油庫です。1933年頃に作られ、給油基地として使用されていました。戦艦大和が試験航行をしたものこの宿毛基地であり、1940年に第七艦隊が出撃したのもこの基地です。
※管理されています。

宿毛基地 弾薬庫
1943年4月に宇須々木航空隊の基地が作られましたが、波が水上機の練習に適さないという理由から、指宿基地に移転され、1944年1月に廃止になりました。その後、震洋特攻隊の弾薬庫として使用されました。現在は、養鶏場になっているようで、建物の中からニワトリの声がたくさん響いてきました。
※管理・転用されています。

宿毛基地 魚雷艇整備壕群
宿毛基地は晩年は特攻艇『震洋』の基地になっており、その特攻艇の整備壕として使用されていたのがこの地下壕群です。呉鎮守府第8特攻隊第21突撃隊が配備されました。いくつかの入口があり、頑丈なコンクリートで出来た魚雷庫などもありました。実際に震洋隊がこの基地から出撃したという記録はありません。
※管理・転用されています。

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