Building in Kanagawa

〜神奈川県の遺産建築・廃ビル〜


住友重機浦賀造船所 ドックハウス
1853年に浦賀にペリーが来航し、直後に徳川幕府初の造船所が浦賀に創設され、その跡地に1897年6月2日に「浦賀船渠」が開業しました。太平洋戦争時には横須賀海軍工廠の軍需工場となり、1969年に住友重機浦賀造船所となりました。2003年3月31日にこの浦賀ドックが閉鎖になり、建物は解体されてしましました。手前のフランス積みのレンガ壁は残っています。
※解体されました。

帝蚕倉庫 第一帝蚕ビル
1926年4月2日に帝国蚕糸株式会社として創設、同年7月15日から倉庫業開始、このビルは、1928年2月6日から使われていました。1945年8月28日にGHQに接収され、1947年10月28日に帝蚕倉庫(株)と改称、1952年7月16日に接収解除、2005年帝蚕倉庫本社移転に伴い、同年5月〜翌年10月まで「北仲White」として転用され、地区の再開発により、2009年に解体されました。
※解体されました。

横浜生糸検査所付属 倉庫事務所
1896年に横浜生糸検査所が創設されました。1923年の関東段震災で被災しましたが、1926年4月26日に現在地に写真の建物が移転・再建されました。通称「キーケン」と呼ばれていました。1945年9月23日にGHQに接収され、1949年1月13日に接収解除、1980年に農林規格検査所に統合され、1991年に農林水産省消費技術センターに改組され、2005年5月〜翌年10月まで「北仲Brick」として転用されました。横浜市指定有形文化財に指定されており、今後も保存されていく方針です。
※管理されています。

帝蚕倉庫北仲営業所倉庫 C号倉庫
1925年に横浜生糸検査所付属生糸絹物専用倉庫として建設されました。1926年4月2日に帝国蚕糸株式会社として創設、同年7月15日から「帝蚕倉庫北仲営業所倉庫」として倉庫業開始、A号〜D号の4つの倉庫がありました。1945年8月23日にGHQに接収され、翌年1月に接収解除、1947年10月28日に帝蚕倉庫(株)と改称、老朽化により、改装・復元保存されることになりました。
※管理されています。

帝蚕倉庫北仲営業所倉庫 D号倉庫
1925年に横浜生糸検査所付属生糸絹物専用倉庫として建設されました。1926年4月2日に帝国蚕糸株式会社として創設、同年7月15日から「帝蚕倉庫北仲営業所倉庫」として倉庫業開始A号〜D号の4つの倉庫がありました。1945年8月23日にGHQに接収されましたが、同年11月に接収解除、1947年10月28日に帝蚕倉庫(株)と改称、老朽化により、2009年に解体されました。
※解体されました。

※画像をクリックすると調査レポートのページに飛びます。

※画像をクリックしてもページが飛ばない場合は、調査レポートを公開していない物件です。

その他の物件

Return

 

 

 

inserted by FC2 system