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松尾鉱山の五寮や桂寮を調査した後に、

かつての鉱山痕跡を探すつもりで、山の裏側に回ったら、

こんな素晴らしい廃墟がありました。

かつてはバスの終点だった『国民宿舎八幡平蓬莱荘』。

バスが転回できるように、

エントランスのロータリーはかなり広めにできていました。

屋根は、修復の途中で放棄されており、

明らかに廃墟化していることがわかります。

入口の階段は、かつては侵入できないように板で封鎖していたのでしょう。

風雪にさらされ、コンクリートすら、崩壊しかけていました。

中は凄いことになってます。

崩壊した屋根から、雪が侵入し、床に水分がしみこんだままとなり、

夏になると、そこから芽が生えてくる

といったことを繰り返しているようでした。