白雲楼 〜5階編〜

Hakuunrou Hotel - Hotel 5F -


万里荘5階&白雲閣5階

白雲閣5階の小窓が開いていて、風が心地よかった。 白雲閣5階にあった電話ボックスのような形状の遺構。 白雲閣5階の廊下。万里荘の凝った造りに比べると、こちらは普通だ。
白雲閣5階にある『機械室』。一般客は立入禁止だ。 白雲閣5階の『春雨』の間。春雨はハルサメと読みます。 この辺りの部屋は、右に和室、左に洋室がある構造が続く。
白雲閣5階の『夕霧』の間。夕霧はユウギリと読みます。 グリーンフィルターで撮って見たら、不思議な部屋になってしまった。 白雲閣5階の『浮雲』の間。浮雲はウキグモと読みます。
この辺りの部屋の間取りは、和室8畳+洋室6畳といったところだ。 白雲閣5階の廊下の突き当たりには、廊下に花壇のようなものがあった。 白雲閣5階の『名月』の間。名月はメイゲツと詠みます。
フラッシュなしで撮影すると、淡い光がイイ影を作り出す。 白雲閣5階の『時雨』の間。時雨はシグレと読みます。 左が廊下への出入口、右が洗面所などの水周り施設。
万里荘5階の『美容健康風呂』。晩年は閉鎖されたようだ。 万里荘5階にある茶室や麻雀室がある廊下。 万里荘5階の中広間『戸室』前の廊下。
味どころの外観。ホテルの上に木造の屋敷を建てたようなカンジだ。 万里荘5階にある『味どころ』。風味豊かなにぎりの味覚が売りだった。 現役の頃に来てみたかったなぁ。オードブルが豪華だったんだよね。
麻雀室から持ち出された麻雀卓と麻雀牌。 万里荘5階の『テラス』。もちろん外に出ることはできる。 テラスから見た万里荘の外観。中華な匂いが醸し出されている。
階段の出入口にガラス扉をあしらった造りは、オシャレでなかなか気に入った。 万里荘5階にあった麻雀室『鷹巣』 最初は『別席 鷹巣』という部屋だったが、後に『麻雀室』に変わったようだ。
こんな部屋で『天和大三元字一色四暗刻単騎』を上がってみたい(笑)。 麻雀室の脇にある階段の先には、倉庫があった。しかし、倉庫なのにオシャレな造り。 麻雀室に向かう廊下。テラスから格子戸を通して入る光がいい。
万里荘5階の中広間『戸室』の舞台向かい側にある『女中溜』 万里荘5階の中広間『戸室』。戸室はトムロと読みます。 鍬焼き、ズワイの姿造り、平目活造り、岩魚骨酒、蟹甲羅揚げなどが名物だった。
舞台に描かれた金泊の絵が美しい。 戸室に料理を運ぶベルトコンベア。5階の厨房に繋がっている。 万里荘5階の『睡蓮』の間。睡蓮はスイレンと読みます。
畳敷きの部屋の床の間の部分に蛇口がついているが、使っていたのだろうか? 万里荘5階の『鈴蘭』の間。鈴蘭はスズランと読みます。 万里荘5階の『芙蓉』の間。芙蓉はフヨウと読みます。
万里荘5階の『菖蒲』の間。菖蒲はショウブと読みます。 万里荘5階の『牡丹』の間。牡丹はボタンと読みます。 ガラスの引き戸なので、玄関から部屋の中が丸見え。
万里荘5階の『撫子』の間。撫子はネデシコと読みます。 万里荘5階の『海藤』の間。カイドウのドウの字は当て字で、本当は別の字です。 万里荘5階の『皐月』の間。皐月はサツキと読みます。
万里荘5階の『自動販売機コーナー』。児童販売鬼ではありません(笑)。 トイレの前の洗面所。洗面台1つでは寂しいなぁ。 万里荘5階の『お茶室』があった場所。いまいち良くわからない空間だ。
万里荘5階にある『殿方湯』の脱衣所。 洗面台は大理石でできている。細かい所にお金をかけている。 洞窟風呂のような雰囲気を少しだけ持っている。
ステンドグラスに差し込む光が綺麗で心地よい。 洗い場は綺麗に片付けられていて、今でも使えそうなくらいだ。 万里荘5階にある『婦人湯』。こちらは2糟に分かれていた。
金泊が美しい黄金の風呂。婦人湯は金持ち気分で入れるわけですな。 婦人湯の洗面台は、大理石ではない。男尊女卑か? 番頭室とでもいえようか。風呂の管理スイッチがある部屋、神棚が不気味なことになっている。
万里荘5階の『香水湯』の入口。家族風呂になっていた。 この『香水湯』は、晩年は閉鎖されたようで、無残な姿になっている。香水が漂う風呂だった。 万里荘5階の『噴流風呂』の入口。家族風呂になっていた。
『噴流風呂』は湯船の底からバブルがブクブクと出てくる風呂だった。 窓にレリーフが施されているが、板張りで台無しになっている。 万里荘5階のE階段脇にある『女中溜』
万里荘5階にある宴会場『鶯花』。鶯花はオウカと読みます。 この『鶯花』は比較的綺麗な状態で残っている。襖や障子もそのままだ。 万里荘5階の『鶯花』付近から下に降りるD階段。
万里荘5階の『白楊』の間。白楊はハクヨウと読みます。 白楊というのは、ハコヤナギのことですね。 万里荘5階の『紅松』の間
棚の下には、蛇口〜♪蛇口〜♪蛇口〜がい〜て欲しい(笑)。 万里荘5階の『椰子』の間。椰子はヤシと読みます。 万里荘5階の『白樺』の間。白樺はシラカバと読みます。ここは極上室だったようです。
万里荘5階の『鈴懸』の間。鈴懸はスズカケと読みます。 このフロアの他の部屋は和室なのに、この部屋だけが洋室だった。 しかも、調度品も高級感あるものばかりで、貴族風に仕立ててある。
ベッドメイクされたまま放置されたのであろう。でも、イイ感じの部屋だ。 鈴懸の間のお風呂。いつでも使えそうな綺麗さである。うちの風呂より綺麗だ(笑)。 鈴懸の間の入口にあるよくわからない遺構。
万里荘4階の特別室『玉渓』の間 鈴懸の間と橘の間の間に階段がある。赤絨毯が高級感に味をつけている。 1フロアーだけ降りれるようになっている。
この玉渓の間専用の階段を下りると、驚くほどの光景がそこにあった。 調度品は最高級。最も高級感のある部屋が存在するのだ。 エントランスを入ると、すぐに炉のある茶室がある。ここだけ『和』の空間になっている。
貴族屋敷調の風貌は、ホテルブルージュを彷彿させる。 暖炉があったが、これはデザインで作っているだけで、実際には使えない。 和室が多い白雲楼のなかで、このベットは一際新鮮に見えた。
オシャレな風呂の代表格、半円形出窓の風呂。 この出窓の部分は外から見ると、美しい。カーテンもそのまま残っていて、ここは保存状態が良い。 トイレは案外普通だけれど、その外回りまでは、貴族風?

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