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この神子畑（みこばた）鉱山は、1878年（明治11年）に金鉱脈が発見され、

1881年（明治14年）、生野銀山の付山として創業を開始した。

1885年（明治18年）には、神子畑鉱山と生野製錬所の間、

16.2kmをつなぐ道として、馬車道（幅3.6m）が開拓され、

馬車を使って、神子畑で採掘した鉱石を生野に運んで製錬した。

この際に、神子畑川にかけられた５つの橋の一つが、

『神子畑鋳鉄橋』であり、この橋は、1977年（昭和52年）６月27日に、

国の指定文化財に指定され、

現在も綺麗な状態で保存されている。

一方、神子畑鉱山は、1887年（明治20年）頃には最盛期を迎えるが、

その後、一向に産出量が上がらず、

1919年（大正8年）に、採算が取れないことから、閉山。