Akenobe
Mine 1

 

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Gate

明延鉱山の歴史は古く、飛鳥時代には開山されたといわれている。

『明延妙見社縁起』によると、

奈良にあるかの有名な東大寺の大仏を建立する際に、

この明延鉱山で産出した銅を大量に使ったという。

 

Slope

大仏とは正確には、『国宝銅像阿弥陀如来座像』という。

東大寺の大仏の創建が西暦745年からであり、

開眼したのが西暦752年であることから、

明延鉱山が飛鳥時代からあるということもつじつまが合う。

 

Bulletin Board

ちなみに、大仏というと、奈良・東大寺の大仏(14.85m)と

鎌倉・長谷寺の大仏(11.39m)が有名だが、

どちらも銅が主成分ではあるが、鎌倉の大仏は、鉛を多量に含む。

 

Signal

成分的には、奈良の大仏は銅93.15%を含む青銅(ブロンズ)で、

鎌倉の大仏は、銅が29%と少なく、

鉛や錫を多く含む青銅で出来ている。

 

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