Tunnel in Hokkaido

〜北海道の廃トンネル〜


幾春別森林鉄道 泉トンネル
1935年に開通し、1955年に廃線になった幾春別森林鉄道のトンネルです。現在は、公園化しており、廃線跡は遊歩道(サイクリングロード)として整備されているので、トンネル内を通ることができます。
※一般公開されています。

昭和炭鉱 地下商店街
北炭汽船『昭和炭鉱』のあった廃村『昭和』にある『地下商店街』です。内部には18箇所の店舗スペースがあり、実際にいくつかのスペースには店舗が入っていました。当時の機材や商品ケース・箱なども残っており、タイムカプセルのようでした。現在は、奥の方が水没しており、反対側の坑口は半分土砂で埋まっています。
※管理されています。

国道229号線 旧豊浜隧道(初代)
1957年12月に竣工された積丹半島の国道229号線にあった全長746m、幅6mのトンネルポータルが変わった形の隧道です。途中で大きく屈曲し、自然の海食洞の中を潜り抜ける特殊な構造でした。道幅が狭く、老朽化が激しいことから、1984年に2代目の豊浜隧道が造られましたが、1996年2月10日に巨大な落盤事故が起こり、2000年に3代目豊浜隧道が開通しました。
※管理されています。

国道229号線 旧豊浜第一隧道
国道229号線には豊浜トンネルが2か所ありますが、1996年の落盤事故が起きたと豊浜トンネルではない方のトンネルです。豊浜1号〜8号のトンネルが連続していましたが、1962年10月17日、3号と4号の間で宇山津波(大きな土砂崩れで、「豊浜山津波」と呼ばれる)が起こり、1973年に延長1270mの豊浜トンネルが開通し、この隧道群は廃止になりました。
※管理されています。

国鉄戸井線 戸井隧道
1936年、津軽要塞の汐首第一砲台・第二砲台への軍需物資輸送能力向上の為に敷設された軍需鉄道函館釜谷線の隧道ですが、戦時中の資材不足で1943年より工事が中断しました。レールが敷かれた一部区間は赤川飛行場建設の際の砂利運搬に使われましたが、戦後は使用目的もなく、未成線のまま廃線になりました。
※管理されています。

旧国道278号線 旧戸井隧道
1927年5月に竣工した幅5.5mのトンネルです。当時は「戸井2号隧道」という名称でしたが、1940年、1953年と2回の改良工事が施され、「戸井隧道」になりました。1969年、延長250mの戸井トンネルが開通したことにより廃止になりました。銘板もしっかりと残っており、「道隧井戸」と左から右に書かれています。昔の書き方を知らない人が見たら、「何の井戸?」って思うのでしょうね。
※管理されています。

旧国道278号線 武井隧道
1927年5月に竣工した延長11m、幅5.5mのトンネルです。流離構造をもった大きな流紋岩をくりぬいたこのトンネルは、当時は「戸井1号隧道」という名称でしたが、1952年に改良工事が加えられ、「武井(むい)隧道」に変わりました。1975年12月、延長128m、幅11mの戸井トンネルが開通したことにより、国道から町道(後に市道)に降格になりました。
※管理されています。

旧国道278号線 黒羽尻1号隧道
このトンネルは、1930年10月に竣工された幅5mほどの素掘り隧道です。「黒羽尻」と書いて「くろはじり」と読みます。かつてこの辺りは、黒羽尻1号〜4号の4本の隧道が連なっていましたが、1976年の道路拡張工事の伴い、2号と3号は切通しになり、現存するのは1号と4号(坑口は埋もれている)で、いずれも廃道になりました。
※管理されています。

旧国道229号線 旧館の岬隧道
東洋のグランドキャニオンと称される館の岬にあるこのトンネルは、1985年12月、延長462m、幅7.5m、高さ4.5mの館の岬トンネルが開通したことにより廃止になりました。新しい国道よりも海側にあるのが、このトンネルがある旧道で、山側には旧々道も残っています。坑口はコンクリートで塞がれていますが、完全封鎖ではなく、金属製の扉があります。銘板も残っています。
※管理されています。

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