S診療所薬品集
Medicine list 4

 

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Tannalbinum

【タンナルビン】

一般名は『タンニン酸アルブミン』という。

没食子から得られるタンニンの混合物と

牛乳に含まれるアルブミンというタンパク質の化合物。

 

【薬効】

止瀉作用、粘膜保護作用があり、下痢止め薬として使用される。

タンナルビンは、胃液では分解されないので、

腸に入ってから徐々に分解され、タンニン酸が遊離し、

これが腸管タンパク質や粘液と結合し、炎症した粘膜面を覆ったり、

分泌液を吸着したり、細菌の発育を抑えるので、下痢が止まる。

 

【副作用】

便秘や食欲不振の際に服用すると、アレルギー症状が出ることがある。

また、多量摂取すると、肝臓機能障害を引き起こす。

 

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