|
『上妻病院』。福岡県八女市に、その病院はあった。 |
|
県道から少し入ったその場所は、知っているものでないと気付かないだろう。 |
|
地元では、心霊スポットとして有名だったらしい。 |
|
不気味に割られた窓ガラスが余計に雰囲気を醸し出している。 |
|
グルリと廻ると、道路と反対側に正面玄関があった。この病院は見つけるのに苦労しました。 |
|
正面玄関だけはベニア板で固く封鎖されているが、裏口から簡単に入れる。 |
|
中から見ると、正面玄関は完全に封鎖されている。 |
|
この物件は、九州おっさんの怖い話のおっさんカスタム冥土氏に教えてもらった。 |
|
入口の受付にあった薬局を見てみると、の薬品棚のような棚があった。 |
|
おびただしい数の薬品がそのままの状態で残っていた。 |
|
中には劇薬指定されているものもあったが、よくイタズラされずに残っているものだ。ちなみに写真は蒸留装置。 |
|
金庫だ!キミの金庫のナンバー6700♪わお♪って、そんあんで開くか! |
|
廊下の天井はカビだらけで、床の板も剥がれていて、いかにも廃墟らしい。 |
|
こちらは一般病室。個室タイプでしょう。この辺りは、残念ながら外の景色が良くない。 |
|
お!手術準備室だって・・・。いよいよ本格的に調査ですな! |
|
なんか、わけわかんない薬品が散らばってるぞ!未開封の過酸化水素とかも落ちている。 |
|
化学反応を起こさずに大人しくしているのが不思議だ。 |
|
手術台だ。ここの病院は比較的近代的な医療機器を導入していたらし。 |
|
よく病院内を走り回っている担架のようだ。これはベッド部分が30度くらい傾くタイプのようだ。 |
|
蒸留水を入れておく装置。今もなみなみと蒸留水が入ったまま割られずに残っている。 |
|
超音波位相探査器?お腹の中の胎児の様子を見る機械ですね。 |
|
分娩室・・・。ということは産婦人科病院だったのか。水子の霊がいっぱいいそう・・・。 |
|
お!これは、分娩台ってヤツですね。両足を乗せる台が生々しいです。 |
|
妊婦さんの視線で撮影。向こうにお医者さんがいるわけで。 |
|
今度は、産道から出てきた赤ちゃんの視線で撮影。この世で最初に見る光ですね。 |
|
最後にお医者さんの視線で撮影。これは凄い光景だ。 |
|
もう少し、詳しく調査をしようと廊下を歩いていたら・・・ |
|
出ました!バイオハザード!・・・ではなくて、放射線管理区域ですね。 |
|
なになに?X線テレビ診断装置?患者が直接TVで見れるレントゲン装置らしい。近代的だ(笑)。 |
|
レントゲン機器がたくさん置いてあります。こういう機械は高いので中古で売れないのかな? |
|
これは従来のレントゲン装置。お胸を当ててパシャリというタイプ。 |
|
こちらは寝た状態で撮影するタイプですね。今まで何人被爆したのかな? |
|
厳重な二重トビラは、放射線に被爆しないように作られている。 |
|
鉛ガラスとレントゲン装置操作機。ガラスの向こうになんか光ってるね。 |
|
建物の奥には、厨房があった。上妻という名前は、地名かと思っていたが、どうやら院長の苗字らしい。 |
|
院長の娘は、とても習字の上手なお嬢さんだった。今はどこで何をしているのだろう。 |
|
なかなか趣のある産業遺跡でした。さよなら、上妻病院! |
|
|
|
|