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とある竹林内に存在する鳥居。不気味なほどにオーブが飛び交っている。 |
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噂の屋敷は、この鳥居の脇に存在していた。 |
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その名も『ユーカリが丘の心霊屋敷』。 |
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県内屈指の廃屋系心霊スポットとされている。 |
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郵便ポストを見ると、『川○邸』であることがわかった。 |
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かなり古い木造の廃屋であり、敷地も広い。 |
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敷地内には、広い庭と、池の跡があった。 |
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きっと錦鯉を飼っていたのであろう。そして、お金持ちであったに違いない。 |
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その時、ふと、背後から冷たく不気味な視線を感じた! |
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この石灯篭からだ!同行したOSD氏もこの視線を感じていた。 |
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何かモヤモヤとした者が現れた。もしや・・・。 |
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急に辺りのオーブの数がおびただしくなってきた。 |
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まるで、我々を取り囲むかのようにオーブが宙を舞う。、 |
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その時、にゃあにゃあ氏が「おばあさんの声が聞こえた」と言った。 |
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その声は、耳で聞こえるのではなく、脳に訴えかける様に聞こえたと言う。 |
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その声は、どうも、この蔵の方から聞こえたらしい。 |
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蔵の入口を発見!早速、中におばあさんがいるかどうかを確認しに行った。 |
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もし、おばあさんが監禁されていたら大変だ! |
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他のメンバーは怖がっていたので、私独りでおばあさんを捜索した。 |
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蔵の2階に気配を感じたので、階段を登ってみたが、誰もいない。 |
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蔵の外に出て、今度は、屋敷の方に行くことにした。 |
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扉が開いていたので、中の様子は簡単に伺うことができた。 |
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自然崩壊が激しく、天井は抜け落ちており、ここにもオーブが飛んでいた。 |
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ふと、壁の方を見ると、遺影が飾ってあった。 |
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足元には仏具が衣装ケースに収められ、注意書きがされていた。 |
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屋敷内には色々な物が散乱していた。恐らく、老夫婦が亡くなって、そのまま放置されたのであろう。 |
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本棚には、たくさんの本が収められていた。 |
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よく見ると、ここの主が体育教師であったことが伺える。 |
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屋敷内の霊を鎮める為か、御札が無数に貼られている。 |
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私が捜していたおばあさんは既に亡くなっているようだ。 |
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残念ながら、近いうちに取り壊されてしまうという噂が流れている。 |
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