Farm in Chiba

〜千葉県の廃農場・廃養殖場・廃市場〜


三○水産
水産加工工場と店舗を兼ねた魚市場の廃墟です。干物などを作りながら直売していました。建物は2階建てのコクリート製で、物凄い量の蔦に覆われており、店舗の裏側にはホッパーのようなプラントが付いていて、さながら鉱山施設のような風貌で潮風に晒されて建っていました。
※管理されています。

哺育牛センター
酪農家で生産された乳雄子牛を生後約半年間、哺育・育成をし、素牛として肥育農家に供給するための施設で、農協の直営で運営されていました。牛舎内に置いてあった冷蔵庫や自転車の型式が古いことから、ずいぶん前に閉鎖されたようです。ただし、下の方にある管理施設は今でも使われており、管理されています。
※管理されています。

畑沢漁業組合
かつて、東京湾の遠浅の海で漁業を行っていた頃の名残です。八幡製鉄所の千葉県進出に伴い、1966年に畑沢地区の埋め立て工事が許可されて、漁業が行えなくなり、畑沢漁業組合は1967年に漁業権を放棄して解散しました。その後、この建物は、1984年頃まで使用されていました。残念ながら解体されてしまいました。
※解体されました。

有○牧場
1917年創業の老舗の観光牧場で、昭和時代には小学校の遠足先として人気がありました。1990年代頃から産業廃棄物処理業に転向し、2003年頃までは牛がいたようですが、地下掘削の際に出た汚泥などの処理をしていたようですが、天日乾燥の認可しか降りていないのに、機械乾燥をしていたとして違反となり、2010年10月15日には産廃収集運搬業務の認可も取り消しになりました。会社自体はまだ健在です。
※管理されています。

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